2026年2月19日(木)、大阪大学中之島センターにて細貝教授の研究チームによる記者発表を行いました。
この発表は、2月16日にプレスリリースを行った「加速力1000倍のレーザー航跡場加速で自由電子レーザー発振に成功―高エネルギー加速器の卓上化に向けたマイルストーン―」に関するものです。
研究開始から30年近くの歳月をかけて辿り着いた、高エネルギー加速器の卓上化への大きな一歩となる成果です。

本成果は、大阪大学 産業科学研究所、理化学研究所 放射光科学研究センター、量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所の共同研究グループによるもので、レーザー航跡場加速で生成した電子ビームを用いて、極端紫外線領域での自由電子レーザーの発振(光の強度増幅)に成功しました。
今後、本成果での技術を基盤として、さらなる高エネルギー化を進めることで小型XFELが実現すれば、これまで大型施設に限られていた先端研究が、より多くの機関で日常的に行えるようになり、材料科学、半導体開発、生命科学、量子科学など幅広い分野で新たな研究展開が生まれると期待されています。
研究グループは、10年以内の小型化実現を目指しています。

<登壇者>
佐野 雄二(大阪大学 産業科学研究所 特任教授)
細貝 知直(大阪大学 産業科学研究所 教授)
中新 信彦(量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所 主幹研究員)
山本 樹(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 研究員(名誉教授))
(広報室)
量子ビーム物理研究分野(細貝研)HP
https://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/bmp/home-jp/